ごあいさつ
当社は1950年創業以来、へら鉸り加工ひとすじに其の可能性と応用技術を追い続けてまいりました。その蓄積された技能・技術をNCスピングマシンに取り込み、その周辺技術を効果的に結びつけた、ユニークな提案型金属加工業として各種産業界のニーズにお応えしております。
当社の加工技術は決して華々しく目立つ存在ではありません。
しかしながら人間的知恵と技術を結晶させた当社製品は今尚各種産業界で活躍を続けており、先端技術・近未来科学技術分野に必要不可欠なものとなっております。
いまからおよそ5000年前、古代エジプト・メソポタミア・中国などで金属器が発明されてから今日まで、硬い金属を自在にあつかってきた人類。当社はこの技術と伝統を生かし、現代のさまざまな産業分野に大きく貢献しているものと自負しております。
このたびも国内最強の厚板加工能力を持つNCスピニングマシンを新設し、お客様の更なるニーズにお答えするべく、当社の新たな加工技術として新分野を切り開きたいとおもっております。またその周辺技術の更なる充実化を計り、より一層みなさまのお役に立てるよう日々努力をして行く所存でございます。
なお事業活動の重要課題として、環境保全への取り組みを明確にするため、ISO 14001を2002年2月に取得し、またお客様からの品質要求にお答えするべくISO 9001を2006年3月に取得いたしました。そして、事業の継続的改善に努め、当社固有の技能と技術を未来へ継承するべく日々努力を続けております。
今後とも関係各位のご指導・ご支援のもと、よりよい“ものづくり”のため全社員一体となって取り組んでまいります。
株式会社よろづ鉸製作所 代表取締役社長 渡邉堅太郎
会社概要
商号 | 株式会社よろづ鉸製作所 |
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所在地 | 神奈川県横浜市緑区青砥町222番地 |
資本金 | 4,800万円 |
取引銀行 | みずほ銀行自由が丘支店 |
代表取締役社長 | 渡邉堅太郎 |
敷地・建物 | 本社及び工場 敷地 2,084平方メートル 建物 3,652平方メートル |
従業員数 | 45名 |
関連会社 | 株式会社 第一鉸製作所 |
事業内容 | スピニング加工技術を中核に、溶接、プレス、機械、研磨加工及び組立など、金属加工全般を行います。 |
品質方針
当社の固有の技術を『オンリーワン技術』として結実させ、産業発展に寄与する。
1.法令・規制要求事項・顧客要求事項への適合及び品質マネジメントシステムの有効性を 継続的に改善し、適切性の持続のための継続的なレビューを実施します。 2.年度品質目標を設定し、その達成をはかります。 3.品質方針・品質目標を全社員が理解し、目標達成に向けて活動を実践します。アクセスマップ
沿革
1950年 | 創業者である故渡邉萬蔵が本社地において社員5名をもって板金鉸工場を個人開業。 |
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1957年 | 資本金500,000円にて有限会社よろづ鉸製作所を設立。 |
1958年 | 授権資本金3,000,000円、払込資本金2,000,000円をもって株式会社よろづ鉸製作所に改組。 |
1960年 | 当時主流の平ベルト式鉸機の改良を行い、初代ギアー変速式鉸機を開発し厚板鉸成形に成功。 |
1962年 | 鋼板圧3.2t最大加工径1600φの大型鉸機1号機を開発し産業機械関連の受注開始。 |
1965年 | プレス設備の入れ替え及びアルゴン溶接機度を設備し、総合的板金工場の態勢を整える。 |
1968年 | 西ドイツ製自動スピニングマシン1号機設備。 |
1969年 | (株)日本冶金工業殿とステンレス製椅子、テーブル脚を共同開発し販売開始。なお、同社よりステンレスに関する塑性加工法、溶接法、熱処理法等の技術指導を受ける。 |
1971年 | アルミTig溶接技術を習得し、(株)東芝殿より電力遮断機部品等の受注開始。 |
1972年 | 自動スピニングマシン2号機設備。 |
1973年 | ギア変速式鉸機2代目を開発。全機入替を行う。 |
1974年 | 自動スピニングマシン3号機設備。 同年、ステンレス製インテリア用品開発製作に向けて(株)ステーンを設立し営業開始。 |
1979年 | 受注拡大に対処するために工場を横浜に全面移転。 |
1980年 | 小集団活動発足。同時に、安全衛生委員会を設置し社員の自主的運営能力の向上を目指す。 |
1981年 | 管理業務の効率化を図るため、オフィスコンピュータシステムを導入。 |
1982年 | (株)日本電気殿より衛星通信用アンテナ等のサブアッセンブリ製品の本格受注開始。 |
1985年 | 生産管理業務の効率化促進のため、第2期オフィスコンピュータシステム導入。 |
1987年 | NCスピニングマシン1000型設置。 |
1993年 | 代表取締役社長に添田八郎就任。 |
1994年 | 新社屋、工場完成。 |
2001年 | 第3期ネットワークコンピュータシステム導入。 同年、超大型NCスピニングマシンVF3200型設置。 |
2002年 | ISO14001取得。 |
2004年 | 代表取締役に渡邉貞子就任。 |
2006年 | ISO9001取得。 |
2007年 | 高能力NCスピニングマシンVF1500(改)型設置。 |
2012年 | VF1500(改)型よりさらに高能力のVF1500(新)型を設置。 |
2013年 | 大型スピニングマシン・大型手鉸り加工専用工場完成。 |
2016年 | NCフライス設置。 |
2019年 | サーボモーター制御自動スピニングマシン設置。 |
2023年 | Tig溶接 エアークランプシーマ設置。 |
2024年 | 代表取締役会長に渡邉貞子就任。 |
2024年 | 代表取締役社長に渡邉堅太郎就任。 |