- むく材からの削りだしの製品は材料費のコストが掛かりすぎて困る
- 鋳物からの削りだしは“巣”がでて困る
- 大きい製品はプレスの金型費が掛かりすぎるから困る
そんなことでお困りになられているお客様のために、当社では国内では類を見ない最大級のNCスピニングマシンと、最強の加工板厚を誇るNCスピニングマシンを装備しております。
当社は“へら絞り加工”を起源とした会社でありますが、1968年の古くより“へら絞り加工”の自動化に目を向け、油圧式の自動スピニングマシンを導入いたしました。
その後、絞りメーカー各社が自動化を導入していく中、当社は固有の技術を特化させるべく、最大径φ3,200の国内最大級のスピニングマシンを導入し、近年では国内では最強の厚板加工を誇るスピニングマシンを増強いたしました。
“大物・厚物スピニングのパイオニア” それが“よろづ鉸”なのです。
加工事例

- 材質
- SS400
- 板厚
- 12.0t
- 大きさ
- φ1100
S400 12.0t円板を冷間加工にてハット型にスピニング加工した物です。
熱間加工を行えば、更に厚い板の加工も可能です。

- 材質
- A6061P-O
- 板厚
- 16.0t
- 大きさ
- φ1000
A6061P-O 16.0tをドーム状にスピニング加工。
その後ターニングにて切削します。
無垢材からの削りに対して、素材費低減が出来る加工方法です。
設備紹介

- プレイバック式NCスピニングマシン
- 設備名
- VF3200
- 素材円板
- MAX φ3200㎜
- 加工板厚
- SUS304CP MAX 6.0t
合金AL材 MAX 16.0t(熱間加工)
国内最大級のNCスピニングマシンです。
大口径φ3200までの製品に対応します。

- プレイバック式NCスピニングマシン
- 設備名
- VF1500(改)
- 素材円板
- MAX φ1500㎜
- 加工板厚
- SUS304CP MAX 10.0t
合金AL材 MAX 25.0t(熱間加工)
国内最強の厚板加工を誇るNCスピニングマシン。
中口径φ300から大口径φ1500までの厚物製品に対応します。

- プレイバック式NCスピニングマシン
- 設備名
- ライフェルト900型(改)
- 素材円板
- MAX φ900㎜
- 加工板厚
- SUS304CP MAX 6.0t
合金AL材 MAX 16.0t(熱間加工)
厚板加工の強靭さと、量産性のスピードを兼ね備えたNCスピニングマシンです。
熟練の職人による“へら絞り”加工で、さまざまなニーズに対応
当社の加工製品に、いわゆる規格品はありません。
お客様より見積依頼等を受けたあとは、設計意図や製品加工の設計図を十分にお伺いし、精度、納期、コストなど、お客様のご要望に応じた製造方法をご提案いたします。
絞り加工について、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。